緑園に陽光差して
1/20(金)を開店日にしていたけどキャンセルしたのは

1/14(土)に静岡の義母が亡くなったからでした
静岡に帰省する前に納品させてもらった、1/21(土)のにいむこだわりマルシェはおかげさまで完売だったそうです。ありがとうございました!

義母のことは折々にブログにも書いてきたけれど
1/14(土)の朝、私が家を出る直前に義父から夫に電話があり「目覚めない」と聞いて
夫は急ぎ静岡に向かいました
お昼過ぎに主治医のE先生が来て、診断書を書いてくれたそうです
私はお店番をしながらLINEでの連絡をチラチラ見ても
「まだ目覚めるのでは?」との気持ちがありました
なんだかそれは、6年前、前の職場の事務室で、電話で姉から「父が倒れた」と聞いた気持ちに似ていて…
父は一人暮らしで入浴中に倒れたので「変死」扱いになり、警察の霊安室に会いに行きました
警察の方々はとても親切だったけれど、その尋常でない経験に比べれば、義母は望み通りおうちで眠るように逝けて、本当に良かったと、夫とも話しました
最後に会えなくても、救急車を呼んで病院に行って、無理やり延命されるよりは、よほど良かったです

喪失感はあっても穏やかに回想できるのは、ちょうどお正月に会ったばかりで、お祝いのお膳も囲めたし、髪の毛や爪も切ってあげられたし、おしゃべりもできたし、一緒に良い時間を過ごせたからかもしれません(年末に私たちが帰省する前でなくて本当によかった!)
義母の服薬管理などの介護や日常の家事などを担ってきた義父は、相当にショックを受けたのでは…と想像していましたが、葬儀が終わった後におうちで、落ち着いた声で義母の最後の夜のことも聞かせてくれて、寂しい中にも「やりきった」感がにじんでいました。甲状腺がんの主治医の先生から「いつどうなってもおかしくない」と言われてから、1年8か月。覚悟はしていたのでしょう

いつも「大丈夫ですよ!」と笑顔で義母を支えてくれた在宅医療のE先生(そんな人間として、まして医療者として当たり前のことができないドクターのなんと多いこと…)。E先生が近くにおられたことも、義母の大きな幸運でした(お通夜には訪問歯科で義母の口内環境を改善してくれていたドクター、歯科衛生士の方も来てくださって!)
E先生がブログに引用している神谷美恵子さんの詩を、ここにも引用します
「残る日々」
ふしぎな病を与えられ
もう余り生きる日の少なきを知れば
人は一日一日を奇跡のように頂く
ありうべからざる生として
…

義母は「新アララギ」に所属して短歌をずっと作っていて、唯一の孫であるムスメにも写真と短歌のアルバムを残してくれました

2010年にムスメが生まれたときから始まり、最後は2015年
2008年に甲状腺がんの手術をして、その後再発していたので、ムスメが小学校に入学するのを見ることはできないだろうと思っていたようです

それを思えばずいぶん長生きして
ムスメだけでなく私も実の娘のように愛してくれました

このアルバムは斎場でも展示してくれて、お通夜・葬儀に来てくれた方に見てもらえて「かわいい!」「すごい!」と評判でした

バレエや音楽が大好きで、2022年7月に女子3人で清水でキエフバレエを見られたのも良き思い出

2020年9月には女子三代で熱海・熱川に一泊旅もしました
自分の子どもが男子3人だったから
娘、孫娘との時間は
義母にも楽しい思い出になったでしょう

元保育士で、夫たちが小さい頃は、自宅で「家庭文庫」もしていたという、穏やかながらもエネルギッシュな義母
ムスメ小学校生活最後の「読み聞かせ」で、義母が手書きした『へいわってすてきだね』を私が読んだことも、とっても喜んでくれて…

思えば30年前に初めて会ったとき、義母は今の私とあまり変わらない年齢でした
不思議な気分…
もう少し、ムスメが中学に入るまで…という気持ちはもちろんあるけれど
たくさんの思い出、一緒に過ごした時間
かけがえのない宝物をもらえて幸せです
お母さん、ありがとう

2018年6月のしまねこや工房オープンのときに贈ってくれた押し花電報

「皆様から愛される店を目指して」
またがんばります

お葬式の時のお花も
とってもきれいだったね
お花が大好きだったお母さんらしく…

緑園陽讃信女

一人では外出できなくなってしまったあとも
いつも窓辺でお庭を見て楽しんでいた
義母の戒名です

★しまねこやが啓発されている「糖質制限を知る情報源」はこちらを★
◆しまねこやの「仙川はちみつマドレーヌ」が調布市の「ふるさと納税」返礼品になりました!◆
◆2023年2月14日まで、PayPayでの決済で、最大「20%ポイント還元」あります!ぜひご利用ください
※1/27(金)で終了することになったそうですm(__)m
●次回販売日:2023年1月28日(土)●
☆11時~16時開店
★お好みのアイテムで詰め合わせもお作りできます(当日でも作りますが、ご予約いただけると大変助かります)
☆「ことほぎクッキーセット」「抹茶のケーキ(黒豆)」「ラズベリーのチョコレートタルト」「バラのカップケーキ」あります!
タルト、カップケーキ、バタークリームサンドをお求めの方は保冷剤保冷袋ご持参ください(※保冷材は1個20円で販売します。1000円以上お買い上げでサービス)

★ご予約はこちらのフォームから(どのアイテムも数が多くないので、お早目にお願いします)
●「販売アイテム」詳細はこちら
●ご来店できない方には「通販」も承ります。詳しくはこちらのページをご覧ください

●お好みで詰め合わせもお作りします!(箱代100円)。詰め合わせるのに少々お時間をいただきます。お急ぎの方はご予約くださると大変助かります。

「仙川はちみつのチーズケーキ」、バタークリームのタルト各種(ホール)のご予約随時承ります。
「ホールケーキ注文フォーム」からどうぞ(受け渡し日の1週間くらい前までにお願いします。ご希望に添えない場合もあります。発送希望の場合はクール便になります。詳しくはこちらのページをご覧ください)

1/14(土)に静岡の義母が亡くなったからでした
静岡に帰省する前に納品させてもらった、1/21(土)のにいむこだわりマルシェはおかげさまで完売だったそうです。ありがとうございました!

義母のことは折々にブログにも書いてきたけれど
1/14(土)の朝、私が家を出る直前に義父から夫に電話があり「目覚めない」と聞いて
夫は急ぎ静岡に向かいました
お昼過ぎに主治医のE先生が来て、診断書を書いてくれたそうです
私はお店番をしながらLINEでの連絡をチラチラ見ても
「まだ目覚めるのでは?」との気持ちがありました
なんだかそれは、6年前、前の職場の事務室で、電話で姉から「父が倒れた」と聞いた気持ちに似ていて…
父は一人暮らしで入浴中に倒れたので「変死」扱いになり、警察の霊安室に会いに行きました
警察の方々はとても親切だったけれど、その尋常でない経験に比べれば、義母は望み通りおうちで眠るように逝けて、本当に良かったと、夫とも話しました
最後に会えなくても、救急車を呼んで病院に行って、無理やり延命されるよりは、よほど良かったです

喪失感はあっても穏やかに回想できるのは、ちょうどお正月に会ったばかりで、お祝いのお膳も囲めたし、髪の毛や爪も切ってあげられたし、おしゃべりもできたし、一緒に良い時間を過ごせたからかもしれません(年末に私たちが帰省する前でなくて本当によかった!)
義母の服薬管理などの介護や日常の家事などを担ってきた義父は、相当にショックを受けたのでは…と想像していましたが、葬儀が終わった後におうちで、落ち着いた声で義母の最後の夜のことも聞かせてくれて、寂しい中にも「やりきった」感がにじんでいました。甲状腺がんの主治医の先生から「いつどうなってもおかしくない」と言われてから、1年8か月。覚悟はしていたのでしょう

いつも「大丈夫ですよ!」と笑顔で義母を支えてくれた在宅医療のE先生(そんな人間として、まして医療者として当たり前のことができないドクターのなんと多いこと…)。E先生が近くにおられたことも、義母の大きな幸運でした(お通夜には訪問歯科で義母の口内環境を改善してくれていたドクター、歯科衛生士の方も来てくださって!)
E先生がブログに引用している神谷美恵子さんの詩を、ここにも引用します
「残る日々」
ふしぎな病を与えられ
もう余り生きる日の少なきを知れば
人は一日一日を奇跡のように頂く
ありうべからざる生として
…

義母は「新アララギ」に所属して短歌をずっと作っていて、唯一の孫であるムスメにも写真と短歌のアルバムを残してくれました

2010年にムスメが生まれたときから始まり、最後は2015年
2008年に甲状腺がんの手術をして、その後再発していたので、ムスメが小学校に入学するのを見ることはできないだろうと思っていたようです

それを思えばずいぶん長生きして
ムスメだけでなく私も実の娘のように愛してくれました

このアルバムは斎場でも展示してくれて、お通夜・葬儀に来てくれた方に見てもらえて「かわいい!」「すごい!」と評判でした

バレエや音楽が大好きで、2022年7月に女子3人で清水でキエフバレエを見られたのも良き思い出

2020年9月には女子三代で熱海・熱川に一泊旅もしました
自分の子どもが男子3人だったから
娘、孫娘との時間は
義母にも楽しい思い出になったでしょう

元保育士で、夫たちが小さい頃は、自宅で「家庭文庫」もしていたという、穏やかながらもエネルギッシュな義母
ムスメ小学校生活最後の「読み聞かせ」で、義母が手書きした『へいわってすてきだね』を私が読んだことも、とっても喜んでくれて…

思えば30年前に初めて会ったとき、義母は今の私とあまり変わらない年齢でした
不思議な気分…
もう少し、ムスメが中学に入るまで…という気持ちはもちろんあるけれど
たくさんの思い出、一緒に過ごした時間
かけがえのない宝物をもらえて幸せです
お母さん、ありがとう

2018年6月のしまねこや工房オープンのときに贈ってくれた押し花電報

「皆様から愛される店を目指して」
またがんばります

お葬式の時のお花も
とってもきれいだったね
お花が大好きだったお母さんらしく…

緑園陽讃信女

一人では外出できなくなってしまったあとも
いつも窓辺でお庭を見て楽しんでいた
義母の戒名です

★しまねこやが啓発されている「糖質制限を知る情報源」はこちらを★
◆しまねこやの「仙川はちみつマドレーヌ」が調布市の「ふるさと納税」返礼品になりました!◆
◆
※1/27(金)で終了することになったそうですm(__)m
●次回販売日:2023年1月28日(土)●
☆11時~16時開店
★お好みのアイテムで詰め合わせもお作りできます(当日でも作りますが、ご予約いただけると大変助かります)
☆「ことほぎクッキーセット」「抹茶のケーキ(黒豆)」「ラズベリーのチョコレートタルト」「バラのカップケーキ」あります!
タルト、カップケーキ、バタークリームサンドをお求めの方は保冷剤保冷袋ご持参ください(※保冷材は1個20円で販売します。1000円以上お買い上げでサービス)

★ご予約はこちらのフォームから(どのアイテムも数が多くないので、お早目にお願いします)
●「販売アイテム」詳細はこちら
●ご来店できない方には「通販」も承ります。詳しくはこちらのページをご覧ください

●お好みで詰め合わせもお作りします!(箱代100円)。詰め合わせるのに少々お時間をいただきます。お急ぎの方はご予約くださると大変助かります。

「仙川はちみつのチーズケーキ」、バタークリームのタルト各種(ホール)のご予約随時承ります。
「ホールケーキ注文フォーム」からどうぞ(受け渡し日の1週間くらい前までにお願いします。ご希望に添えない場合もあります。発送希望の場合はクール便になります。詳しくはこちらのページをご覧ください)
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