2022年3月11日(金)販売日&にいむこだわりマルシェ出品報告~音楽と祈りと
2022年3月11日(金) とても暖かな晴れ

毎年の懸案、確定申告も無事終わり!!

久しぶりに平日金曜日の開店日。
2月末に新宿区中井での「染の小道」に出店したので、新宿にお住まいで、以前はよくしまねこやにいらしていたSさんに「こんなイベントに出るのでよかったらいらしてください」と連絡したら、昨年9月にご主人を亡くされていたとのこと…
そして、3月には久しぶりにしまねこやに行こう!と、ちょうど開店予定をチェックされていたとのことで…悲しいけれど嬉しい偶然。

今日はそのSさんがいらしゃる日なので、小さな贈り物を用意。
ご主人がしまねこやおやつをとても気に入ってくださっていて、和菓子を食べたいとおっしゃった時に試食していただいた「さくら大豆餡とチアシードのお菓子」を、ムスメに頼んで作ってもらった「みつろうラップ」に包んで。

ありがたいことに開店早々からお客さまが次々にいらしてくださって、Sさんとはあまりゆっくりお話することはできなかったけれど、以前と変わらずお元気そうでホッとする。

生きていればいつか死ぬ
今日は3.11(去年も3月11日に開店していた)
昨日は東京大空襲の日で、10万人もの人が亡くなった。
そして今も世界で続く戦争…
「戦争なんて何もいいことないです」
と、昨日行った美容院のAさんが言っていたけど、ほんとにその通りだよ。

今日は、大学時代に所属していた合唱団の常任指揮者・鈴木仁先生のご命日でもあり、夜、追悼の演奏会が新大久保の教会で開かれた。
演奏曲は「メアリー女王の葬送の音楽」(パーセル 1659-1695)と「音楽による葬送」(シュッツ 1585-1672)。
教会に響く美しいハーモニーを聴きながら、歌詞対訳を読みながら、何百年も昔の音楽が今も演奏できることの尊さ(失われた音楽はどれほどあるだろう)、そこに込められた昔の人々の祈りに思いをはせる。このかけがえのない時間にみんなをつないでくれた、鈴木先生のご遺徳も…。

先日、スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」を見て心を揺り動かされたので、ムスメとおうちで1961年版「ウエスト・サイド物語」を見る(U-NEXTで配信中)。タイトルバックの不規則な縦じまが、実はニューヨークの街並みを表していることがわかる幕開け、そして見事なエンドロールに至るまで、とても美しく構成された映画で、歌も音楽も演出もやっぱり素晴らしく、本当に見てよかった!!
ただ、主人公のマリア含め、アニータ以外のプエルトリカンが全員白人の俳優だったということは、時代的な制約があってやむを得ないことだけれど、やっぱり大きな違和感で…
確定申告完了の前に時間があったので、調布に立ち寄ってスピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」2回目を見る。オールドファンも多くてほぼ満席。
あまりにも情報量が多いので前回は見逃していた部分や、「ウエスト・サイド物語」との違いも今回は楽しめて(「Cool」の扱いとか、全然違ってて面白い!)、そしてやっぱりリタ・モレノさん演じるヴァレンティーナの場面が素晴らしく、アニータを演じたアリアナ・デボーズさんの躍動感あふれる美しさ・恋人を亡くしてもマリアのために力を尽くす姿に涙涙…60年の時を経て新しい傑作が作られ、これに出演した若い俳優たちから、また後代に受け継がれていくんだろうなあ…

3/12(土)には、N響オーチャード定期<コンサートホールで世界旅行>アメリカ編。夫も小曾根真さんを一度聴いてみたいと言うので、がんばってチケット取った公演だったんだけど(ほんとに瞬殺で…3連席取れたの奇跡!)(小曾根さん「ラプソディー・イン・ブルー」のカデンツァ素晴らし過ぎ!!)、メイソン編「「ウエストサイドストーリー」セレクション」も演奏されて、またまたWSS熱が上がる。
コンサートに行くのを渋っていたムスメも堪能して「また映画見たい!」と…行こうね♪
アメリカ音楽の回だったからバンジョーも登場したり、ガーシュウィン(ベネット編)「「ポーギーとベス」交響的絵画」での木琴の神演奏!も忘れられない。アメリカ音楽もヨーロッパの音楽とは違う独特の色があっていいな。しばらくもろもろで忙しく過ごしていた夫も、一流の音楽を生で聴けてリラックスできたみたい。家族全員で一緒に楽しめたのも良かったね(渋谷はマンボウでも大混雑だったけど)(マンボウと言えば今の我が家ではWSSの「Mambo」一択。あの印象的なオープニングのメロディを口ずさめば「マンボ!」と掛け声がかかるw)。

素敵な音楽旅の前には、国領の「にいむこだわりマルシェ」へ自転車で納品へ。今回は「春色ギフトセット」「花さくらクッキー」「しまねこやビスケット」「柚子味噌クッキー」を持参。お天気も良く、ありがたいことに「完売!」いただいたとのこと。
マルシェで「春色ギフトセット」(仙川はちみつマドレーヌ、藍のクッキー、花さくらクッキーをセットにしたもの。工房でもしばらく販売予定。730円)をご友人へのプレゼント用にと買ってくださったお客さまが
いつもしまねこやさんのお菓子を楽しみにしてるんです!
と仰っていたとの嬉しい報告も…「にいむの杜」のみなさま、お客さま、本当にありがとうございました♥
●しまねこやは月に1回、「にいむこだわりマルシェ」に出品させていただいています●
★次回出品日:4/9(土)10時~★
※ほぼ午前中で売り切れてしまうようなので、お早めにどうぞ!
※2月の報告記事はこちら

このところは生と死について、人間が繰り返してきた憎しみや分断の歴史について、考えざるを得ないことが多いけれど

人間がどうであれ、とにかく季節は廻り、植物たちは花開く
みんなみんな、緩やかに共存して(人ともウィルスとも)、穏やかな毎日を過ごせますように…

●次回販売日:2022年3月19日(土)●
☆11時~16時
☆季節限定!「さくら焼きドーナツ」・「さくらパン・ド・ジェンヌ」、「仙川はちみつのチーズケーキ」「ベーコンのキッシュ」など作ります
☆「仙川はちみつマドレーヌ」「花さくらクッキー」「藍のクッキー」を詰め合わせた「春色ギフトセット」(730円)もあります!
※チーズケーキ、タルト、ムース、バタークリームサンドお求めの方は保冷剤保冷袋ご持参ください

★ご予約はこちらのフォームから(どのアイテムも数が多くないので、お早目にお願いします)
●「販売アイテム」詳細はこちら
●ご来店できない方には「通販」も承ります。詳しくはこちらのページをご覧ください

●お好みで詰め合わせもお作りします!(箱代100円)。詰め合わせるのに少々お時間をいただきます。お急ぎの方はご予約くださると大変助かります。

「仙川はちみつのチーズケーキ」、バタークリームのタルト各種(ホール)のご予約随時承ります。
「ホールケーキ注文フォーム」からどうぞ(受け渡し日の1週間くらい前までにお願いします。ご希望に添えない場合もあります。発送希望の場合はクール便になります。詳しくはこちらのページをご覧ください)

毎年の懸案、確定申告も無事終わり!!

久しぶりに平日金曜日の開店日。
2月末に新宿区中井での「染の小道」に出店したので、新宿にお住まいで、以前はよくしまねこやにいらしていたSさんに「こんなイベントに出るのでよかったらいらしてください」と連絡したら、昨年9月にご主人を亡くされていたとのこと…
そして、3月には久しぶりにしまねこやに行こう!と、ちょうど開店予定をチェックされていたとのことで…悲しいけれど嬉しい偶然。

今日はそのSさんがいらしゃる日なので、小さな贈り物を用意。
ご主人がしまねこやおやつをとても気に入ってくださっていて、和菓子を食べたいとおっしゃった時に試食していただいた「さくら大豆餡とチアシードのお菓子」を、ムスメに頼んで作ってもらった「みつろうラップ」に包んで。

ありがたいことに開店早々からお客さまが次々にいらしてくださって、Sさんとはあまりゆっくりお話することはできなかったけれど、以前と変わらずお元気そうでホッとする。

生きていればいつか死ぬ
今日は3.11(去年も3月11日に開店していた)
昨日は東京大空襲の日で、10万人もの人が亡くなった。
そして今も世界で続く戦争…
「戦争なんて何もいいことないです」
と、昨日行った美容院のAさんが言っていたけど、ほんとにその通りだよ。

今日は、大学時代に所属していた合唱団の常任指揮者・鈴木仁先生のご命日でもあり、夜、追悼の演奏会が新大久保の教会で開かれた。
演奏曲は「メアリー女王の葬送の音楽」(パーセル 1659-1695)と「音楽による葬送」(シュッツ 1585-1672)。
教会に響く美しいハーモニーを聴きながら、歌詞対訳を読みながら、何百年も昔の音楽が今も演奏できることの尊さ(失われた音楽はどれほどあるだろう)、そこに込められた昔の人々の祈りに思いをはせる。このかけがえのない時間にみんなをつないでくれた、鈴木先生のご遺徳も…。

先日、スピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」を見て心を揺り動かされたので、ムスメとおうちで1961年版「ウエスト・サイド物語」を見る(U-NEXTで配信中)。タイトルバックの不規則な縦じまが、実はニューヨークの街並みを表していることがわかる幕開け、そして見事なエンドロールに至るまで、とても美しく構成された映画で、歌も音楽も演出もやっぱり素晴らしく、本当に見てよかった!!
ただ、主人公のマリア含め、アニータ以外のプエルトリカンが全員白人の俳優だったということは、時代的な制約があってやむを得ないことだけれど、やっぱり大きな違和感で…
確定申告完了の前に時間があったので、調布に立ち寄ってスピルバーグ版「ウエスト・サイド・ストーリー」2回目を見る。オールドファンも多くてほぼ満席。
あまりにも情報量が多いので前回は見逃していた部分や、「ウエスト・サイド物語」との違いも今回は楽しめて(「Cool」の扱いとか、全然違ってて面白い!)、そしてやっぱりリタ・モレノさん演じるヴァレンティーナの場面が素晴らしく、アニータを演じたアリアナ・デボーズさんの躍動感あふれる美しさ・恋人を亡くしてもマリアのために力を尽くす姿に涙涙…60年の時を経て新しい傑作が作られ、これに出演した若い俳優たちから、また後代に受け継がれていくんだろうなあ…

3/12(土)には、N響オーチャード定期<コンサートホールで世界旅行>アメリカ編。夫も小曾根真さんを一度聴いてみたいと言うので、がんばってチケット取った公演だったんだけど(ほんとに瞬殺で…3連席取れたの奇跡!)(小曾根さん「ラプソディー・イン・ブルー」のカデンツァ素晴らし過ぎ!!)、メイソン編「「ウエストサイドストーリー」セレクション」も演奏されて、またまたWSS熱が上がる。
コンサートに行くのを渋っていたムスメも堪能して「また映画見たい!」と…行こうね♪
アメリカ音楽の回だったからバンジョーも登場したり、ガーシュウィン(ベネット編)「「ポーギーとベス」交響的絵画」での木琴の神演奏!も忘れられない。アメリカ音楽もヨーロッパの音楽とは違う独特の色があっていいな。しばらくもろもろで忙しく過ごしていた夫も、一流の音楽を生で聴けてリラックスできたみたい。家族全員で一緒に楽しめたのも良かったね(渋谷はマンボウでも大混雑だったけど)(マンボウと言えば今の我が家ではWSSの「Mambo」一択。あの印象的なオープニングのメロディを口ずさめば「マンボ!」と掛け声がかかるw)。

素敵な音楽旅の前には、国領の「にいむこだわりマルシェ」へ自転車で納品へ。今回は「春色ギフトセット」「花さくらクッキー」「しまねこやビスケット」「柚子味噌クッキー」を持参。お天気も良く、ありがたいことに「完売!」いただいたとのこと。
マルシェで「春色ギフトセット」(仙川はちみつマドレーヌ、藍のクッキー、花さくらクッキーをセットにしたもの。工房でもしばらく販売予定。730円)をご友人へのプレゼント用にと買ってくださったお客さまが
いつもしまねこやさんのお菓子を楽しみにしてるんです!
と仰っていたとの嬉しい報告も…「にいむの杜」のみなさま、お客さま、本当にありがとうございました♥
●しまねこやは月に1回、「にいむこだわりマルシェ」に出品させていただいています●
★次回出品日:4/9(土)10時~★
※ほぼ午前中で売り切れてしまうようなので、お早めにどうぞ!
※2月の報告記事はこちら

このところは生と死について、人間が繰り返してきた憎しみや分断の歴史について、考えざるを得ないことが多いけれど

人間がどうであれ、とにかく季節は廻り、植物たちは花開く
みんなみんな、緩やかに共存して(人ともウィルスとも)、穏やかな毎日を過ごせますように…

●次回販売日:2022年3月19日(土)●
☆11時~16時
☆季節限定!「さくら焼きドーナツ」・「さくらパン・ド・ジェンヌ」、「仙川はちみつのチーズケーキ」「ベーコンのキッシュ」など作ります
☆「仙川はちみつマドレーヌ」「花さくらクッキー」「藍のクッキー」を詰め合わせた「春色ギフトセット」(730円)もあります!
※チーズケーキ、タルト、ムース、バタークリームサンドお求めの方は保冷剤保冷袋ご持参ください

★ご予約はこちらのフォームから(どのアイテムも数が多くないので、お早目にお願いします)
●「販売アイテム」詳細はこちら
●ご来店できない方には「通販」も承ります。詳しくはこちらのページをご覧ください

●お好みで詰め合わせもお作りします!(箱代100円)。詰め合わせるのに少々お時間をいただきます。お急ぎの方はご予約くださると大変助かります。

「仙川はちみつのチーズケーキ」、バタークリームのタルト各種(ホール)のご予約随時承ります。
「ホールケーキ注文フォーム」からどうぞ(受け渡し日の1週間くらい前までにお願いします。ご希望に添えない場合もあります。発送希望の場合はクール便になります。詳しくはこちらのページをご覧ください)
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