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2019/06/03

『「糖質過剰」症候群~あらゆる病に共通する原因』

このカテゴリのブログはほんとに久しぶりなんだけど、書かずにはいられません。



清水泰行著『「糖質過剰」症候群 あらゆる病に共通する原因』 (光文社新書)

清水先生は札幌のペインクリニックのドクターだけど、糖尿病患者さんの相談にも応じているとのこと。そもそも「痛み」にも糖質過剰が関わっているんだって。

★ブログ:ドクターシミズのひとりごと

まず目次がすごい。

第2章「様々な病気は糖質過剰症候群の一つの病態である」で、いろいろな病気に糖質過剰が関わっていることを論拠を上げながら説明しているんだけど、何とこの章の目次は5pに渡って展開!!!

ってことは、ほとんどあらゆる病の原因が「糖質過剰」では???ってこと…

身近な人たちから、実はこれこれの病気で…と聞いていたりするのを思い出しながら読み進む。ああ、本当に恐い(大好きなMJも全身性エリテマトーデスだったとのことだけど、こういう自己免疫疾患にも糖質過剰が関わっている…)。

特に気になったのは、初潮の低年齢化にもインスリン抵抗性(インスリンが組織や臓器に十分に作用しない状態)が関わっているというくだり。

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ムスメは小3(8歳)なんだけど、最近は小2小3でも初潮を迎える子がいる!!と助産師のYさんに聞いていて、え、そんなに早く??とドキドキしていた。

清水先生によると「1900年代初頭では15歳だった初潮年齢が、現在は12歳前後と非常に早くなっているのも、糖質過剰摂取によるものだと思われる」とのこと。そして「初潮年齢が11歳以下のグループでは優位にインスリン感受性が低かった」(p.291)と…

刑事裁判であれば「疑わしきは罰せず」の原則でもよいが、自分の体のためであれば、「君子危うきに近寄らず」の姿勢の方が身のためだろう。糖質は人体に必須のものでも何でもなく、危険なものであるから、近寄る必要はない(p.36)

と書かれているけれど、自分で選択できない子どもたちはどうすればいいのか…

親として、子どもにも糖質制限をさせるのは(我が家では朝晩は糖質制限食、お昼は給食のスタンダード糖質制限)、世間の目とか(笑)、成長期の子どもに大丈夫なのか、とか、悩むこともあるけれど、やっぱり自分は間違っていない、とホッとすると同時に、この本を一人でも多くの方に、特に子育てをしている人たちに読んでもらいたいと願わずにはいられない。

いろいろな論拠は英語の論文のことも多いから英語の論文タイトルが間にたくさん挟まっているし(執筆のために7000もの論文を参照したとのこと!!)、難しい医学・生理学用語も出ては来るけど、とても読みやすい文章で、目からウロコ!がたくさんあるはずだから。

しまねこやにも置いておくので、ご来店の方で興味があったらゼヒ手に取ってみてください(^^)

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